素足に見えるBESTなメンズ靴下を探す
ショートパンツやロールアップのときに、素足のように見せるために必須アイテムのフットカバー。
どれも同じに見えるが、デザインや合わせる靴との相性で、見えにくさにかなりの違いがある。
メンズの定番靴との組み合わせをレビューしてみた。
比較した靴下は、海外のアンダーウェアで有名な『FALKE・インビジブルソックス』とグンゼのプレミアムライン『SEEK・フットカバー』の2種類。
どちらも、ほとんどのセレクトショップで取り扱いがある。
多くのオンラインストアでも購入可能だ。
FALKEとSEEK製品の比較
実際に履いてみた写真がこちら。
私から見て右足にFALKE、左足にSEEKを履いている。
FALKEはコットン素材の手触りで、甲の部分の開きがかなり大きい。
かかとに滑り止めがついている。
海外製品らしく41-42と43-44の2サイズ展開で、足の大きい人にもうれしい(写真は43-44サイズ)。
SEEKはツルツルした素材で、カットオフ・シームレス仕様で足へのアタリが少ない。
こちらもかかとに滑り止めと、足裏にクッションが入っている。
履口にぐるりとテープが配置されており、足の甲が深めのデザインと相まってフィット感・ホールド感はこちらの方がある。
CROKET&JONESのBoston
ローファーの定番ボストンと合わせてみた。
これも右足にFALKE、左足にSEEKを履いている。
FALKEはインビジブルの製品名の通り、どこから見ても全く靴下が見えない。
SEEKはよく見ないとわからないが、かかとの部分とシュータンの切れ込み部分の横から少し靴下が見えてしまっている。
しかし基本的にローファーは、紐の革靴よりも小さめのサイズを選ばなければならないため、靴自体がきつめになることが多い。
FALKEは長時間履いたときに生地のアタリ部が痛くなり、脱いだ後は足の甲とかかとにくっきりと跡が残ってしまう。
RIVIERASのClassic20
メッシュとキャンバスを組み合わせたデザインが涼しげな、RIVIERASの定番スリッポンと合わせてみた。
右足がFALKE、左足がSEEK。
どちらの靴下でも全く見えていない。
ただしRIVIERASのかかと部のつくりが浅めになっているので、どちらの靴下もたまに脱げてしまうことがある。
TOMSのClassic Canvas
春夏の定番スリッポンであるTOMSと合わせてみた。
これも右足がFALKE、左足がSEEK。
FALKEは靴下が完全に隠れている。
TOMSは靴の甲の部分が開いているデザインなので、SEEKは甲の部分から靴下が見えてしまう。
FALKEとSEEKどちらがよいか?
どちらもほとんどの定番靴で素足風に見え、かつ滑り止めなどの靴下自体のつくりも高品質だ。
見えにくさを取るならFALKE、フィット感や履き心地を取るならSEEKだろうか。
UNIQLOや無印良品のフットカバーも試したが、甲の部分が思いっきり見えてしまったり、一度洗濯しただけでゆるゆるになってしまい、おすすめできない。
サラリーマンなら基本的に週末や休日だけしか使わないので、高品質のきちんとしたものを選びたい。