ベトナムでの移動はタクシーよりも便利なGrabがおすすめ
公共交通機関がほとんどないベトナムの都市部では、どうしても車移動が中心になる。
移動に便利な配車アプリGrabの利用方法と注意点をまとめてみた。
ベトナムではかなりの勢いで普及していた配車アプリだが、 経営状況は芳しくなかったのか、配車アプリのUberが東南アジア事業を同業のGrabに売却したようだ。
そのためベトナムでも先月からはUberアプリでの配車ができなくなり、Grabを使用するしか選択肢がなくなってしまった。
とはいえ、スマホから気軽に呼べる上に、料金も安く定額の配車アプリは、渋滞の多いベトナム都市部ではおすすめの移動方法だ。
まずはスマホにGrabアプリをダウンロードする。
Uberと異なり、Grabは英語版しか対応していない。
まずはアカウントの登録を済ませておこう。
名前とメールアドレス、電話番号のみで登録が可能だ。
電話番号は後から各国の番号にすぐ変更が可能になっている。
次は左上のメニューから、GrabPay ⇒ Payment Method ⇒ ADD PAYMENT METHODを選択し、クレジットカードを登録する。
日本のクレカももちろん登録できる。
登録したクレカでSet as primaryのチェックを入れるのを忘れずに。
車を呼びたいときは、メイン画面のWhere are you going?に目的地を入力する。
画像はロッテセンターハノイを目的地に設定した例。
ピックアップまでの予想時間と料金が表示されるので、OKならば画面下部のBOOKをタップする。
ピックアップ場所はGPSで取得した現在地がデフォルトで入っている。
現在地と異なる場所に呼びたい場合は、Enter your pick-up point側も併せて指定すればOK。
BOOKすると近くにいるドライバーを検索する。
見つかるとドライバーの情報が表示される。
Grabの車にはロゴ等がなく、一般車と区別がつかないためナンバーと車種は覚えておいた方がよい。
その後はドライバーの到着予想時間と現在地が車のアイコンで表示される。
アイコンは黄色だが実際に来た車は白色だったので、アイコンカラーはあてにならないかもしれない。
ベトナムでは韓国の小型車が人気なため、GrabドライバーがキアのMorningがヒュンダイのi10を使っていることがほとんど。
ドライバーが到着すると、その旨が通知される。
万が一見つからない場合はドライバーに直接電話した方がよい。
ほとんどのドライバーが簡単な英語は話せる。
Grabでの移動中は常に車の現在地が表示される。
Uberと異なり目的地までのルート表示がないため、どう走っているかがわかりづらい。
(定額料金なので関係ない部分ではあるが)
目的地に到着すると、事前に表示されていた料金がクレカにチャージされる。
履歴は左上のメニューのHistoryからも確認が可能だ。
ウェストレイクからロッテセンターハノイまで移動して、64,000VNDだったのでタクシーよりも安い料金だ。
特に渋滞が激しい朝夕の時間帯や、近くにタクシー乗り場がない場合などに、便利なのでぜひ使ってみることをおすすめする。
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