駐在員が教える!本当におすすめのベトナムリゾート Six Senses Ninh Van Bay
ベトナム中部ニャチャンのニンヴァンベイ(Ninh Van Bay)にある、船でのみアクセスできる隠れ家リゾート。
熱帯雨林の中にあるヴィラの目の前にはプライベートビーチが広がる。
リゾート内で全てが楽しめるようになっており、ベトナムの中でも最高級にラグジュアリーなリゾートのひとつ。
Six Sensesとは
モルディブ発祥のリゾートブランドで、世界中に展開している。
全てのホテルは人工物が目に入らないロケーションを選んで建てられている、自然派リゾートのパイオニア的な存在。
アジアではタイのサムイ島や、ベトナムのコンダオ島にもる。
ロケーション
ニャチャンはベトナム中部の海沿いにあるビーチリゾートで、たくさんの島々が沖合に広がる。
今はまさに開発ラッシュといった感じで、すさまじい数のリゾートホテルがあちこちで建設中だった。
9月~12月は雨期なので避けた方がよい。
ニャチャンはちょうどホーチミンとダナンの中間に位置しており、日本からの直行便はない。
ハノイまたはホーチミンで国内線に乗り換える必要がある。
もしくは日本から行くなら、大韓航空でソウル/インチョン経由でもOK。
空港名はニャチャン空港ではなく、カムラン空港(Cam Ranh Airport)になっているので注意。
リゾートへのアクセス
ホテルを予約した時点で、空港~リゾートまでの車と船の送迎をアレンジしてくれる。
ニンバンベイには船でしか行けないので送迎は必須だが、なんとこれが有料で宿泊料金には含まれていない。
(料金を気にするような人は来るんじゃないという洗礼か・・・)
空港では荷物を受け取るターンテーブル横に高級リゾートの各カウンターが並んでいる。
Six sensesもスタッフが待機しているので、荷物をピックアップしたら後は全てやってもらえる。
さすがはベトナム最高級リゾート。
Fordのミニバスに乗り、ニャチャン市内を通って船着場へと向かう。
貸し切りだったこともあってか、リクエストしたら途中でコンビニ・薬局やフルーツ露天売りでも止まってくれた。
島にはリゾートしかなく、基本的にはチェックアウトまで島から出られないので、必要なものがあれば事前に調達しておこう。
空港から約1時間でSix Senses専用の船着場に到着し、Six Senses専用ボートに乗り換える。
船着場の休憩所からして、非現実感たっぷりでおしゃれなリゾートテイストで気分があがる。
ボートに乗って約30分でニンバンベイに到着する。
部屋とサービス
各部屋に専属のバトラーがつき、電話でお願いすればすぐに来てもらえる。
リゾート内はバトラーが運転してくれるゴルフカートか自転車で移動する。
全部屋がプライベートプール付きのオーシャンビューでヴィラタイプだ。
ヴィラ同士はかなり離れて点在しているので、他の客の存在を感じられないほどプライベート感たっぷり。
24ヴィラと数も多く、一番安いビーチフロントプールヴィラを選んだが、それでもめちゃめちゃでかい。
詳細な間取りはSix Sensesの公式サイトで確認を。
1階のベッドルームの前面にはプライベートプールと、オープンエアにもできるソファスペース。
もう1部屋には洗面台×2つ、バスタブ、クローゼット、シャワーブース、トイレがあって、ここだけでも泊まれる広さ。
そして外(!)にも開放感抜群のオープンシャワー。
さらに階段を上がった2階にはオープンエアのリビングスペース、もちろんオーシャンビュー。
プールの横から熱帯雨林を抜けると、すぐにビーチに出ることができる。
予約の際にどのヴィラタイプにするか悩むと思う。
カップルでリゾート内を気軽に出歩きたいならビーチに面している、ビーチフロントプールヴィラ一択だ。
ビーチ沿いのヴィラでも、ビーチにいる他の客からは見えない・会わない構造になっているので十分リラックスできる。
Hill Top Pool Villa等は山の上にあって、移動するにはカートを必ず呼ぶ必要があって大変。
日程によってかなり価格が変動するので、お得なタイミングを見極めて予約するのがおすすめ。
サービスもきめ細やかで、ゴルフカートで部屋を離れる度にハウスキーピングが掃除してくれていた。
- 朝食から帰ると、ベッドメイク、ガラス窓を開放してオープン仕様に
- 夕食後は、ベッドの天蓋等のメイク、窓閉めや間接照明で夜仕様に
といった感じで、特に依頼しなくても常に最高の状態に仕上げてくれる。
タオルも常に交換されて新品で、フリーのウォーターボトルもこれでもかというくらい補充されていた。
公式サイトによると日本語スタッフもいるようだ。
レストラン
朝食はDining by the Bayでブッフェスタイル。
これが今まで滞在したホテルで最もおいしい朝食ブッフェだった。
食べきれないほどバラエティに富んだラインアップで、さらに毎日メニューも変わるので全く飽きない。
(おいしさこそ差があるものの、どの高級ホテルでもほぼ代わり映えしないので朝食ブッフェが正直あまり好きではないが、ここの朝食は別格)
- できたてのヌードルバー(フォーやブンが日替わり、3泊で毎日異なるメニュー)
- 卵料理のエッグスタンド(オムレツ、エッグベネディクト等々)
- 絞りたてのフレッシュジュースコーナー(ありとあらゆる種類のフルーツ)
- 焼きたてパンケーキとワッフルのデザートコーナー
とその場で調理するメニューが多く、細かなカスタマイズも受け付けてくれる。
その他の一般的なブッフェメニューも小ロットでサーブされているので、ほぼ常にできたての状態。
まとめ
- 完璧に隔離されたリゾート感と圧倒的なサービス
- ゆっくり滞在したい人やハネムーンに超おすすめ
- アクセスはよくないので長期滞在の人向け、短期はおすすめしない
- 高いがそれ以上の価値はある、他国での同レベルリゾートに比べるとかなり安い