【決定版】駐在員が教える!ハノイに泊まるならこの五つ星ホテル
駐在員が泊まってきた実体験をもとに、おすすめホテルを比較してみた。
実際に泊まったことのあるホテルのみだが、ハノイ市内にあるほぼ全ての五つ星ホテルをカバーしている。
日本ではかなり値段の高いインターコンチネンタルやヒルトンといった有名ホテルであっても、ハノイでは時期によって一万円ちょっとで泊まれることも。
「ハノイに観光に行きたいけど、どのホテルにすれば・・・」という方はぜひ参考に!
ハノイ市内の主な五つ星ホテル
- ヒルトンハノイオペラ
- デルオペラ ハノイ エムギャラリー
- メトロポール ハノイ
- インターコンチネンタル ハノイ ウェストレイク
- パンパシフィック ハノイ
- シェラトンハノイホテル
- ロッテホテル ハノイ
- ハノイ デウーホテル
- JWマリオットホテル ハノイ
- インターコンチネンタル ハノイ ランドマーク72
ハノイには千円ほどで泊まることのできる格安ホテルが旧市街エリアに数多くある。
もちろん部屋は狭いしキレイではなく、本当にただ寝るだけの最低限のスペースといった感じ。
しかし頭の痛い問題は、他の都市なら主な候補になる数千円~一万円のホテルがどこも微妙であること。
「なぜこの部屋のつくりでこの値段?」と理解に苦しむホテルだらけで、朝食のレストランが地下にあるところがほとんどだ。
この価格帯を選ぶくらいなら、いっそ千円の激安ホテルの方がいいと思えるほど。
せっかくの観光を楽しむためにも、五つ星ホテルから選ぶことを強くおすすめする。
どのタクシードライバーも場所を知っているので、空港からや外出した帰りの移動もスムーズ。
ホアンキエム エリア
ハノイの観光スポットはこのホアンキエム湖周辺と旧市街に集中している。
特にオペラハウス周辺はブランドショップが並ぶちょっとした高級エリアになっていて、ハノイには珍しく歩道がきちんと整備されている。
植民地時代に建設された建物とベトナムスタイルがミックスされた独特の街並みを歩きながら楽しめる。
思い立ったときに気軽に出歩くことができ、一番のおすすめエリアだ。
ヒルトン ハノイ オペラ
- 価格は約100USD~で、コスパとロケーションの両面で一番おすすめ
- オペラハウス隣接という抜群のロケーションで、ホアンキエム湖も歩いて5分程
- オペラハウス内にあるハイランズコーヒー(ベトナムのスタバ)まで徒歩1分
- コロニアル調のスタイルで、ベトナムに来た!感もたっぷり
- 新しくはないがよく手入れされており、部屋も広くて快適
- オペラハウス側の部屋をリクエストすれば、窓からライトアップされたオペラハウスが一望できる
- 近くにヒルトンガーデンインもあるが、ただのビジネスホテルなので間違えないように注意
デルオペラ ハノイ エムギャラリー
- ホテルを出るとすぐにホアンキエム湖の歩行者天国エリア
- 外観の重厚感に反して、意外にも内部はモダンなつくりで今どきなスタイル
- 部屋は狭く、バスタブなしのシャワーブースのみ
- レストランやバー等の共用部もコンパクトなつくり
メトロポール ハノイ
- ハノイで最も格式の高い、最高級ホテル(もちろん値段も最高級)
- トランプ大統領が訪越した際はここに泊まっていた
- お金に糸目をつけず、ベトナム感を堪能したいのであればメトロポール一択
- 泊まらなくても、1階テラス席にあるカフェで気軽に雰囲気をお試しできる
- ホテル外周はベトナム人新婚カップルの前撮りスポットと化している
ウェストレイク(タイ湖)エリア
ホアンキエムの次におすすめで、駐在の外国人も多く住むエリア。
ホアンキエム湖や旧市街へもタクシーを使えば15分ほどでアクセスできる。
ウェストレイクに面した場所にはおいしいレストランやおしゃれカフェが点在。
インターコンチネンタル ハノイ ウェストレイク
- リゾートスタイルに近い低層階ホテルで、ハノイの喧騒から離れて滞在できる
- ハノイのホテルでは珍しく、まともにリラックスできるプールがある
- せっかくなら水上にあるタイプの部屋に泊まりたい
- 朝食ブッフェの充実っぷりはハノイで間違いなく一番
パンパシフィック ハノイ
- レイクビューのホテルで、改装したばかりなので新しく部屋も広い
- ホーチミン廟に一番近い五つ星ホテル
- このエリアで、インターコンチネンタルが予算オーバーならここがおすすめ
シェラトンハノイ
- インターコンチネンタルの隣にあるレイクビューホテル
- 部屋は広いが、いかんせん古くあちこちで年季を感じてしまう
- ここに泊まるくらいなら、同エリアで同価格帯のパンパシフィックがよい
キンマーエリア
日本人街のキンマー・リンラン、日本大使館にも近く駐在員に人気のエリア。
が、観光の場合はこのエリアに泊まる必要は全くなく、選んではいけない。
ロッテホテル ハノイ
- ハノイで一番高いロッテビルの高層部に入っていて、ロビーは40階
- 部屋はコンパクトだが、新しいので抜群にキレイで機能的なつくり
- 最上階にはハノイで一番高い展望台/バーのTop of Hanoiがあり、宿泊客以外も利用可能
- 香港のミシュラン一つ星レストランTimHoWanは、ハノイが一望できるので食事のみの利用がおすすめ
- 安くて人気なので、ランチ・ディナーともピークタイムは予約必須
ハノイ デウーホテル
- 部屋は広いが、とにかく古い(特に部屋の水回り)
- どうしてもこのエリアに泊まりたくてロッテが場合に選ぶくらいか
- とことん節約するなら、隣接するダエハサービスアパートのホテル利用で、2ベッド/3ベッドルームをシェアするのが安い
- 中庭のプールはたぶんハノイで一番大きい
ハノイ西部エリア
市内に行くにもタクシーで45分以上かかる陸の孤島エリア。
高速道路に近いので空港に行きやすいということ以外にはメリットなし。
観光目的なら絶対に選んではいけない五つ星ホテルだ。
JWマリオット ハノイ
インターコンチネンタル ハノイ ランドマーク72
まとめ
やはり一番のおすすめは観光や食事、何をするにも便利で、ベトナムの風景もたっぷり楽しめるホアンキエムエリアから予算に応じて選ぶのがおすすめ。
各おすすめホテルの価格はシーズンによって変動するので、予約サイトで確認を。
空港からホテルまで
空港からはいずれのホテルも30~45分ほどで到着する。
ホテルで送迎を頼むと片道50USD以上かかるので、お得なタクシーか配車アプリGrabがおすすめ。
タクシー利用なら空港~市内は約30USD
配車アプリのGrab利用なら空港までは約25USD
ハノイ市内と周辺の観光
ハノイはコンパクトなので、各観光スポット間の移動はタクシーまたはGrabでその都度手配すれば十分に楽しめる。
ハノイ周辺の世界遺産は離れたところにあり、 移動手段も車しかない。
ホテルでピックアップしてくれる、移動・ガイド込みの現地オプショナルツアーを事前に申し込んでおくのがおすすめ。
ベトナム北部で最も有名な世界遺産ハロン湾の日帰りボートクルーズ。
ベトナムに来たら必ず行っておきたい、がハロン湾までの移動がかなり長いので要覚悟。
「陸のハロン湾」の別名通り、無数の奇岩をぬう川や洞窟をクルーズする。
こちらは手漕ぎボートなのでよりベトナム感が味わえる上に、ハロン湾ほど混雑しておらず、個人的にはこちらの方がおすすめ。
ハノイ近くにある有名な陶器の村で、遠くないので移動も楽ちん。
バッチャン焼きは白地ベースのデザインで使いやすく、電子レンジ・食洗機対応のものもあるので実用性も高くおすすめ。