海外生活を生き延びるための 日本のインターネットサービス
動画見放題や音楽聞き放題、本読み放題などのインターネットサービスが最近増えている。
海外出張の移動や暇つぶしにもってこいだし、特に海外生活が長くなってくると、どうしても日本語に飢えてくるもの。
しかし海外からアクセスすると、日本のアカウントでは利用できないサービスも多い。
HuluやNetflixのような海外発祥の動画サービスであってもだ。
そこで海外からでも利用できる主要なインターネットサービスを評価・まとめてみた。
Amazonプライムビデオ
Amazonプライム会員なら、プライムマークのついた動画が無料で楽しめるサービス。
洋画・邦画からアニメ、ドラマ、バラエティ等々のラインアップは圧倒的だが、海外からでは「こちらのビデオを地理的制約により利用できません。」と表示されて再生できない。
海外でも視聴可能なのは、Amazonオリジナル制作のこれらだけ。
しかし国内でダウンロードしたビデオは海外やオフラインであっても視聴可能なので、出国前にダウンロードしておけば海外でも問題なし。
スマホやタブレットにも専用アプリからダウンロードしておける。
ビデオ目的ではなくても、お急ぎ便のために既にプライム会員になっている人も多いはず。
海外でのプライムビデオのためにわざわざ会員になる価値は全くない。
ただし既にプライム会員になっているなら、無料サービスとして使えるので国内にいるうちにダウンロードしまくっておこう。
Google Play Music
月額980円で聴き放題の音楽配信サービス。
GoogleのサービスだがiPhone・iPadでもOK。
海外からであっても制限なくすべての音楽・機能を利用可能で、新曲がどしどし配信されすぐに聴けるようになるので手放せない。
値段も3ヶ月に一度アルバムを買うものと思えば安いもの。
聴き放題だと「買ってまで聴きたいほどではない」曲・ジャンルも気軽に試せるので、
また海外におけるGoogle Play Musicの利点として見逃せないのは、5万曲までクラウドへアップロードできる機能だ。
自宅PCのライブラリ(iTunesでもOK)をクラウドへアップロードさえしておけば、海外でもストリーミング再生できる。
リッピングした手持ちのCDデータを端末に保存する必要がなく、端末容量の節約にもつながる。
スマホやタブレット上でも聴き放題の曲と同じように扱える。
dマガジン
月額400円で、週刊誌からファッション、スポーツ、ビジネスまで幅広いジャンルの雑誌が読み放題のサービス。
ドコモユーザーでなくても、dアカウントを取得すれば利用可能。
海外でも制限なくすべての機能が使え、この値段で180誌以上が発売日に読めるので、とりあえず登録しておいて損はない。
スマホでは小さすぎて見づらいので、タブレット利用がおすすめ。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは電子書籍の王道Amazon Kindleの読み放題サービス。
海外からでも全く日本と同じように利用できるが、いかんせんUmlimitedの対象本がしょぼすぎて、読みたい本はほとんどない状態だ。
現状のライブラリでは月額980円の価値はなく、読みたい本やマンガを個別にKindle本で購入した方が圧倒的によい。
特にKindleは電子書籍の専用端末だけあって、目も疲れにくいしバッテリー持ちも抜群だ。
マンガが多い人には、最近発売された大容量ストレージのKindle Paperwhiteマンガモデルがおすすめ。
今ならプライム本会員は4000円引きで購入できるクーポンあり。
dマガジンの読み放題に加入すれば、読みたい雑誌はそちらでほとんどカバーできる。
Youtube
世界的なサイトだけあって海外からのアクセスでも同じかと思いきや・・・
一部邦楽アーティストの公式チャンネルにあるMVは制限されて視聴できない。